[Momoha] 成人式で思ったこと

こんにちは。

未だに日本の実家にいる私は、昨日1月13日に成人式に出席してきました。式では「世界に飛び立って」やら「夢に向かって頑張って」という言葉を聞き飽きるほど聞きました。おじさんたちになんでそんなこと言われないといけないんだよ言われなくても頑張ってるよ、と思う気持ちをぐっと抑えると感じるのが、やはり今後の日本を背負って行く世代としては、世界に飛び立ち、夢に向かって頑張ることが大切だということです。

今の日本の観念として、世界に通用する国を作らなくてはならない、があります。世論もそれにのり、これからの世代は世界で活躍できなければ駄目、という考えがどんどん強くなっている気がします。私は、それには、日本の国民性の一つである「横並びの体質」を変える必要があると思います。それは「皆がやってるからわたしも」という考えが、変化を拒むからです。世界で活躍、といくら唱えても、少数派の意見を受け入れられなかったり、変わることに躊躇してしまっては、今後日本が国際競争に勝つことはできないように思えます。なので「留学」という選択はすごく役に立つと思います。横並びがいい、とされない環境で学んだり、人と関わることで、思考が随分変わってきます。必要以上に人の顔を伺わなくてもいいので、自分の意見についてちゃんと考え、ちゃんと発言することができます。きゃー!!!なんて心地のいい空間なんだ…!!

問題は、海外で身につけた新しい価値観をどうやって日本に持って帰るか、だと思います。日本人の横並びの体質はそう簡単に取っ払えるものではありません。他とは違う意見を言う者とその意見を受け入れる者がいて、初めて変化できるわけです。でもただ意見を言っても誰も聞いてくれない。そこで、やはり必要なのが、「知識」だと思います。知識がある人の意見であるというだけで、じゃあ聞いてみようかなという気にさせることができます。留学して、新しい友達を作り、遊んでばかりいても、日本に帰ってきてから「新しい価値観を身につけられた」と言ってしまえば、他の人は納得するでしょう。でも、本当に日本で世界で通用する人間になるには、やはり一生懸命努力して勉強して知識をつけることが大事だと私は思います。

私が思うに、結局市のお偉いさん方が言うことは的を得ているのです。しかし、周りにつられてこぞって同じようなことを口にしているおじさんたちよりも、私たちはもう少しましなおじさんおばさんになれるんじゃないでしょうか。

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