[Ayaki] 日本のテレビ番組について気づいたこと

こんにちは。先週、東京は20年ぶりの大雪だったそうですね!写真を見て、ノーズンプトンと同じ、むしろここよりも雪が降っていたことに驚きました。寒い中、体調を崩さないように気をつけてください。

さて、私が最近気づいたことについて話したいと思います。

大学の休みで日本に帰国する時に色々楽しみにしていることがありますが、その一つはバラエティ番組やお笑いのテレビ番組を見ることです。日本のテレビには、よくお笑い芸人の方が出ています。それらについて、最近気になっていた点があります。それは、女子芸人の扱われ方です。女子大に通っているせいか、私は最近「フェミニズム」というものを前よりもずっと意識するようになったと思います。

女性のお笑い芸人は男性芸人に比べ、卑下されて扱われているように感じます。見た目や体系など様々な面で外見のことを言われ、それをお笑いのネタにされています。むしろ、それを自らギャグとして使っている女性芸人もいます。女性芸人たちは一般的にこれを「お笑いのため」と受け入れているようですが、そのようなものの為に、一女性の感情や人格が無視されることは容認されるべきことではないと思います。私自身、この手のお笑い、ユーモアのセンスを面白いと感じることはできません。また、そもそも容姿のみでその人間を判断するような発言はフェアではないと思います。

アメリカに来てから、このことに関して気づきました。アメリカは、人種という面でも多様性があり、それも影響していると思いますが、女性の外見的欠点を指摘したりすることに大変敏感な風潮にあります。そのため、このような内容の番組が放送されたら、すぐに問題になると思います。日本では、テレビを視聴する側も出演する側も両方とも人の外見をネタに使うことに慣れてしまっているのではないでしょうか。

一例として、一つの番組では男性芸人が女性芸人の容姿を笑いのネタにしてその後、「あれは全て笑いを取る為に言ったこと、悪気はなかった」と平気で言っていたのです。ウケて笑いを取るためなら、人の見た目で笑いを取ることの世間への影響や罪悪感など彼は感じていないのでしょう。 そうなのであれば、そのようなコメントを最初から使わなくても、お笑いやバラエティ番組は成立するのでは、と私は考えます。この点について、日本のテレビ番組の本質が、何か改善されれば良いなと私は思っています。

どんな理由であろうと、自分の容姿をバカにされるのは誰だって気持ちよくないと思います。男女ともに、容姿を悪く指摘することなく面白い番組を作ることはできるのではないでしょうか?今後も大好きな日本のバラエティに注目です!

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