[Momoha] エンジニアリング

リケジョ。そんな言葉ができてしまうくらい世の中には理系女子が少ないということは皆さんご存知だと思います。留学先で理系に進むのは少し抵抗があるかもしれませんが、そんな抵抗を少しでも減らすためにも、今回は私が専攻するエンジニアリングを紹介しようと思います。エンジニアリングとは、日本で言う工学部に値すると考えて頂いていいと思います。

高校の頃から数学や物理が好きでしたが、こりゃもう!!!理系以外ないよ!!!と思ったのはいつだったのか自分でもよく分かりません。ただ、色んな経験をして、将来像に期待を膨らませる周りに遅れを取りながらも、徐々に理系に進む自分が想像できるようになりました。大学受験ギリギリでやっと、漠然としていましたが、ものづくりがしたいと思うようになりました。アメリカと日本の技術を合わせて共に何かを作ったらすごいことになるんじゃないか、そうなったらこの二つの国を結ぶ役目をしたい、と。

アメリカの大学に行きたい。そうすると、私の次の課題は、じゃあ何を専攻するか、でした。実際、色々調べてもエンジニアリングとは何なのかよく理解が出来なかったのが本音です。今私が思うに、エンジニアリングとは、要は「ものづくり」だと思います。企業などの「クライアント」が要求するものを一般の「ユーザー」に向けて作る過程のことを言います。研究とは違い、技術や使いやすさの他にもコストや環境にいいかどうか、などの配慮が必要です。ものづくりがしたいの!!と親に言って、うん分かったじゃあ学費用意するネ☆となるほど世の中は(多分)甘くないので、エンジニアリングに興味がある方は早急にエンジニアリングについて調べ興味を深めることをお勧めします。これは、エンジニアリングにも色々な種類があり、大学でエンジニアリングを専攻するとなると大学受験時に分野を決める必要があるからです。

調べても調べても、どの分野がいいかなんて分かったもんじゃない!!という方は、是非スミスに来てエンジニアリングを専攻して頂きたいです。というのも、スミスのエンジニアリングの特徴は一言でいうと「広く浅く」で、分野を決めずとも色々な分野の基礎知識を学ぶことができるからです。私も、エンジニアリングを専攻していると言っても、一年目に受けたエンジニアリングの授業は2つだけでした。他は、ビデオでも話した通り、フランス語やら経済学やら音楽やらを取ったので、課題の量に死にかけながらも充実した日々を送ることができましたし、自分にとってもすごくプラスになりました。色々吟味した後、2年目に入ってすぐ専攻を決めました。エンジニアリングのどの分野に進むかはまだ決めていませんが、色々な授業を受け、色々な知識をつけることで、自分がしたいことがだいぶ絞れてきたと思います。

もちろん、スミスでも専門分野を決めることはできます。実際多くの上級生が専門を決めていますし、私もいずれはそうしようと思っています。しかし、他の大学では入学時に決めるところを、スミス生の場合3年目、あるいは4年目に決めたりするので、どうしても専門的な知識を得る時間が少なくなってしまいます。「広く浅く」はスミスの長所であり短所なのです。


書きたい事は山ほどありますが、長過ぎても駄目なので、今回のブログ記事は一旦ここで終わります。最後に私が今一番好きなスミスでの勉強スペースの写真を載せたいと思います。散々エンジニアリングについて語った後に、エンジニアリングには全く関係のないMusic Libraryの一角の写真を載せるのもどうかと思いますが、そこら辺はどうか許して下さい。

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