[Sato]スミスで得た人との繋がり

こんばんは、更新が遅くなり申し訳ありません。 

スミス大学では春学期も残すところ半分となってしまいました。 
よし、あと半分だ!と捉える人もいれば、まだ6週間もあるのか…と捉える人もいるでしょう。 

ここスミスでは、一ヶ月に一回何かしらの連休があった秋学期とは違い、春学期には週末と連携した休みと言えば3月の中旬に一週間の春休みのみです。先週がそうでした。家族の元へと帰省する生徒もいれば、友達と暖かいフロリダやカリフォルニアへと旅行を楽しんだ生徒もいました。私はというと、所属させていただいているラクロス部のDC遠征へ行きました。まず、何をするかをはっきりと伝えられておらず、とりあえずありったけの服を持ってこいと言われたところから、私がこれまで経験してきたような合宿や遠征とは違うと感じました。しかし、そのような適当なアメリカ人の国民性は嫌いではありません。むしろ、時間やスケジュールにキチキチな日本人といるよりはよっぽど気持ちに余裕があります。

学業から離れ、好きなスポーツを好きな人達と過ごすことができ、私の春休みは言葉にならないほどに最高で、とても良い経験ができたと思っています。小さいチームですが、一人一人がお互いを思い合い、人数が少ないからこそ個々間の絆も深く、このようなチームに所属できていることを心より誇りに思えた一週間でした。 

そして遠征後は本格的にいつ帰国するかなどを家族と話し合い、留学も残すところ1ヶ月半となりました。 この1年はあっという間に過ぎ、驚きを隠せないです。 

春休みが最高に楽しかった分、チームメイトや友達と離れるのが嫌で、気を緩ませたらいつ泣き崩れるか分からないほどにメンタルは耐えていない日々が続いています。しかし、そう思うたびにそれだけここが好きなんだなー、と、改めて恵まれていることを実感しています。今まで以上に小さなことに幸せを感じ、友人やチームメイト、クラスメイトと共に過ごす時間を大切にしたいと思っています。



そういえば現在私が受けている授業の一つで、「目に見えないもの」を「感じる」には、どのような方法があるかという話し合いをしました。例えば、時間。時間を感じるには?

最近になって雪が溶け、枯れ果てたキャンパスを見たら長かった冬がようやく終わるという季節を感じることができます。 
入学前は肩までしかなかった髪が胸を過ぎるくらい伸びた時、こんなに時間が過ぎたのか、と感じます。 
新学期が始まるにつれ、去年は何をしていたんだろう、と時間を思い返すことがあります。

目に見えなくても、そこにあるもの。
それは時間に限らず、様々な感情だったり、人間関係、色々ありますよね。

私はそれは留学に対しても同じことを言えるのではないかと思います。写真を見るだけでは楽しさは伝わらないし、実際にこの場にいて初めてどれだけ貴重な体験かということを理解できると思います。カレンダーをめくってこれだけ時間が過ぎたのか、と感じることは出来ても、何を得たかは実際のところ目に見えないことが多いです。(留学中に食べ過ぎて太ったという体の変化を除いて…) 

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」 

これは、星の王子さまという本にある有名な言葉です。 

この留学を通して私が最も大事だと感じていることは人と人との繋がりです。 それは、今回の春休み中に改めて感じることであり、最初から大事にしていきたいと思い続けてきたことでした。 

留学に来なかったらこれだけ素敵な友人や、チームメイトに出会うことは出来なかったし、毎日が楽しいのも彼女達の存在があるからです。

少しずつ育む「友情」 
共に過ごす「時間」 
毎日様々なことを学ぶ「経験」

まさに、肝心なことこそ目には見えないものです。

天気が悪く、視界も景色も悪い日々が続いていますが、目の前のものにとらわれず、残りの日々を大事にしていきたいと思います。長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。 

コメント

このブログの人気の投稿

[Momoha] 自己紹介

スミス大学の学食について

スミスと日本の大学の違い