[Hanae] リベラル・アーツとは何か?

初めまして、スミス大学2年生で経済学を専攻している華恵です。
12月も2週目に入り、授業も残す所あと2日。試験休みにもうすぐ突入です。

今回は初めてのブログ更新ということで、自己紹介の後、リベラル・アーツについて説明をします。

まず、私は留学生ではありません。アメリカで生まれ、小中高とほぼずっとアメリカで過ごしてきました。なので粗末な日本語を度々使うと思いますが、暖かい目で見守ってくれれば幸いです。留学生ではないため、留学についての詳細や手順などのアドバイスはあまり出来ませんが、アメリカでの生活や文化についてなるべく語っていければいいなと思ってます!

今回私が語るのは、アメリカの大学を志望している学生なら多分一度は耳にしたことのあるリベラル・アーツについてです。まず大まかに説明すると、リベラル・アーツとは「一つの学問分野にとらわれることなく様々な分野から知識をとり入れ、創造的な発想を持てる人材」を育成することを重要視する小規模な四年制の大学です。多くの学生は好奇心旺盛で、学びたい分野や将来を決めるにはまだ若すぎます。そこで誕生したのがリベラル・アーツという教育方針です。

大抵のリベラル・アーツは専攻を決めるのに役2年近く時間をあたえてくれます。なので入学してからでも自分と見つめ合うことができ、したい事を決める時間がたっぷりあるんです。まだ自分が何を学びたいか分からない人でも、リベラル・アーツは喜んで歓迎します。また、入学前から目的を持っていた学生でも、2年の間に様々な人たちと出会い、影響を受け、当初の目的からかけ離れた分野を専攻する生徒も大勢います。私も当初は、以前から興味を持っていた東アジア学(East Asian Studies) を専攻しようと思っていましたが、元々文系よりも理数系だった事や将来性を考えた結果、以前の私では考えもしなかった経済学を専攻しています。このように、色々と考え直すチャンスや時間をくれるのがリベラル・アーツの長所です。

リベラル・アーツを一言で表すと自由です!私たちスミス大学の生徒はこの融通の効くカリキュラムに何度助けられた事か・・・。今回私が提供した内容が少しでもみなさんの役に立てればいいです。

次回も楽しみに待っていてください!

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