[Nanami] アメリカと日本: メデイア内の人種差別について

皆さんこんにちは。本当は無脊椎動物多様性授業のプレゼンを準備するべき金曜日なのにスミスミのブログ更新しているNanamiです。(だって、皆忙しすぎて誰も更新してくれないんだもん!笑)今週アメリカで人種差別だと大騒ぎになったアヴリル•ラヴィーンの新曲「Hello Kitty」について書きます。私の前回書いたブログに関係あるからいいかな、と思いました。

Facebookでアヴリルが日本人に対してレイシスト(人種差別的)なMVを公開したという記事を発見した時はビックリしました。ロックなアヴリルの曲は昔から好きだったので、アヴリルがそんな事をするとは思いませんでした。(「Hello Kitty」MVはこちら。)

私は結構簡単に説得されやすいタイプなので、最初にMVがレイシストだと記事を読んでからMVを見たら「あっ、やっぱりちょっとレイシストかもね」と最初思っちゃいました。でもあの懐かしい東京の風景、踏切音、美味しそうなお寿司がMVに使われているのを見たら日本が恋しくなってしまいました。本当にレイシストなのか。。。?

日本語でグーグルに「アヴリル ラヴィーン Hello Kitty」と検索してみたら日本で撮影した彼女の新しいMVの公開を祝っているたくさんの記事が出てきました。世界的人気ロック歌手が日本の文化を音楽に取り入れてくれて嬉しそうに見えました。日本とアヴリルのコラボレーション作だとか。記事にはアヴリルからの日本人ファンの皆さんへの実際のコメントも書かれていました。そうとう日本が大好きだそうです。

アメリカのグーグルでも同じ検索してみました。日本のグーグルと正反対、アヴリルを批判するばかりでした。しかもアヴリルからの実際のコメント一切無し。

なんだか良く分からない事になってしまいました。日本に住む日本人が人種差別では無いと思っていても、アメリカ人が人種差別と思っていれば最終的にこれは人種差別なの?

過去にも似た出来事がありました。2004年に公開されたグウェン•ステファニーの原宿をテーマにした曲「Harajuku Girls」はアメリカで人種差別だと批判されたけど日本では特にコメントなし。。。同じく、去年ケイティ•ペリーが「Unconditionally」のなんちゃって日本風アレンジメントを披露した時、アメリカのメディアは人種差別だと大騒ぎ、でも日本では全然そんなことは書かれていませんでした。

さて、この状況は一体アメリカ人が人種差別に敏感すぎて何でも批判していて悪いのか、日本に住む日本人が人種差別に対して意識が無さすぎるのかどっちなの?

外国人にとって日本文化を使う事はステータスで、日本文化は外国人にとってただの小道具なのか?

うん。。。ますます分からなくなってきました。

気軽にコメントしてください。皆さんの意見にとても興味あります。

Nanami

写真:夜中まで無脊椎動物多様性ラボで節足動物をスケッチしていました。

コメント

このブログの人気の投稿

スミス大学の学食について

[Momoha] 自己紹介

スミスと日本の大学の違い