[Nanami] 私の留学までのハードル


皆さんこんにちは。Facebookでお伝えした通り、私は今ノーザンプトンでシェアハウス的なアパートに住んでいます。そのハウスメートの一人が最近Asian Women’s Leadership University (AWLU)という組織に紹介してくれました。AWLUのファウンダー、バーバラ•ハウ(Barbara Hou)はスミス大学卒業生らしいです。多分、彼女のTEDトーク(以下のビデオ)を見てみればすぐ分かると思います。AWLUのミッションはとてもスミスらしい発送だと思いました。


Transforming Women's Leadership in Asia Through Education
(Barbara Hou)

彼女の一言一言にうなずきながら私はこのビデオを見ました。International School of Asia, Karuizawa (ISAK)のようにアジアのリーダーを育てる事に集中しつつ、スミス大学のように女性リーダーにも重視しているので、私が大好きな学校が一つの学校になったようでとても興奮しました。

教育を受ける事ができない女性の話が出た時、私はこのビデオを見始めるちょっと前の話を思い出しました。

数時間前、インターンとお仕事で疲れ果てたMirinaから急に電話がかかってきました。今スミスミが進んでいる方向について30分ほど話し合いました。簡単にまとめれば、私たちは現実的ではない、と言う事。

今スミス大学に通っている私たちは、ある意味奇跡的な出来事の積み重なりがあってからこそスミスで教育を受けていると私は思っています。スミスミの中でも他のメンバーより努力してここにたどり着いたメンバーもいるでしょう。

私の場合:

たまたま父と母が両方働いている通常より裕福な家庭に産まれた。親の仕事の事情でたまたま幼い頃アメリカへ引っ越してネイティブな英語とアメリカの文化を自然と身につけた。その後、日本に帰国してからもたまたま親が私の将来の為にとアメリカンスクールへ通わさせてくれて、そのままアメリカの大学までも留学するようにと進めてくれた。

人生で一回もお金で悩んだ覚えがない。人生で一度も苦労した記憶がない。いつも「これやってみたい!」と思った時には親から優しく「いいよ」と進められた。他の人たちに比べて、私はなんだか楽をしてここにたどり着いたと思う。

私がとても恵まれている事に今気付いたわけではない。親はいつも言っていた:「授業料高いんだから、勉強がんばってちょ!」とか「クラリネット買ってあげるから簡単に諦めないでね。ちゃんと続けるんだよ!」と。 私はそんな言葉に誘導されながら期待を裏切らないように努力してきた。だけど正直を言うと、忘れ勝ちなのかもしれない。

アメリカンスクールではほとんどの卒業生が海外の大学に進学するから、留学をすることを当たり前だと思い込むようになっていました。現実では、まずアメリカンスクールに通える事がものすごい事だった。普通の日本の学校へ通う学生のコースは留学と言うゴールにたどり着くまでのハードルが私のコースより何倍も高い。そして、留学ができたとしても 海外で暮らしたことのない学生は私のように簡単に海外の環境になじんで勉強が出来るとは限らない。気軽に「留学」と言ってる私が間違えている。

だとすれば、私たちが今責任持てる事は何?今するべき事は何?


私的には、このブログにつづってある私たちの留学経験が出来るだけ大勢の日本人中学生•高校生に届くようになって、 なるべく早いうちから留学の素晴らしさを知ってもらいたいです。早い段階で留学についての情報を持っていれば、将来の可能性が広まると思います。スミスミは日本の学生に留学というオプションへの身近な窓口であって欲しいです。

まぁ、つい昨日スミスミのFacebookページが200いいね!を超えたところで少しは達成感を感じてます。今のところ良い感じかな?これからもメンバー仲良く活動続けます。

-Nanami

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