[Wakana]アメリカの大学でスポーツするってどうなの?-devision IIIの場合-


こんにちは。

スミス大学1年生のわかなです。

しばらくFacebookでの投稿になっていたのですが、久しぶりにブログを復活させてみました!

これからなるべく頻繁に更新していくようにするので、ぜひ読んでみてください!


今回は、私のスミス生活の中でも学業と並んで大きな割合を占めている、ラクロスチームでの活動について紹介したいと思います!


チームメイト全員@秋学期の試合


ですがはじめにアメリカの大学のスポーツ事情について説明しますね!

アメリカの大学でスポーツをする場合、大きく分けて種類が2つ、varsity sportsとclub sportsがあります。

Varsity sports = 日本の大学でいう部活動/ガチなほう
Club sports = 日本の大学でいうサークル/練習頻度やコミットメントなどはそれぞれ

Varsity sportsにおいて、コミットメントやレベルを見る指標になるのが、Divisionです。
NCAAという大学スポーツ連合的なものに所属する大学は、Divsion I, II, IIIに分かれており、Iが一番レベルが高く(テレビで放映されるくらい)、IIIは学業との両立を大切にできる学校と言われています。

スミス大学を含め多くのリベラルアーツカレッジはDivision IIIに属しています。



それでは、私の所属するラクロスチーム(VarsityでありDivision III)での様子について紹介します!

<チームに入るに至った経緯>

わたしはもともと高校で3年間ラクロス部に所属していました。特に目立って優秀なプレイヤーだったわけではないですが、とても楽しく毎日練習しながらオフェンスチームのリーダーを務めていました。
ラクロスをする高校時代のわたし
(チームメイトに見せたらユニフォームが運動向きじゃないでしょとばかにされました笑)
アメリカの大学でVarsity sportsをしている多くの学生は、「コーチからチームに入らないか」とのオファーを高校生時代に受けて(recruitされて)チームに入るひとがほとんどです。(わたしはそんなことは知りませんでしたが...)
25人のチームのうち、私ともう1人の2年生のみがrecruitされずにチームに所属しているようです。

入学するまでの期間は、大学でスポーツはしたいけど、Varsityでラクロスは厳しいかなーうーん、とずっと悩んでいました。少なくとも入学前にコーチに連絡しておけばよかったのですが、めんどくさがりがでて、入学して初めの1週間のオリエンテーションウィークの間に初めてコーチに、ラクロスチームに入るのに興味があるといった旨のメールを送りました。

そこからは、面談をして、コーチが練習の様子をみてチームに入れるか判断する「トライアウト」という期間を経て、ついにチームに所属しました。
(実は私のトライアウトはとってもふわっとしていて、いつそれが終わったのかすら伝えられなかったのですが、まだチームに所属できているのでうまくいったのでしょう...)

正直チームに入る前は、「Division IIIだし、余裕じゃね?」と一瞬考えた時もありましたが、甘かった。division IIIでも、練習はいっぱいするし、みんなちゃんとうまい。多くのチームメイトは小学生時代からラクロスを始めていて、一生懸命みんなについていくと言った感じなのが現状です。


<スケジュール>
Varsityはがちなスポーツっていうけど、どのくらいガチなのよ?ということで、私たちの練習スケジュールを紹介します。

*オンシーズンの春学期*
練習:月~金 4:30-6:30p.m.
ウェイトトレーニング:火・金 7:00-8:00a.m.
試合:週に1・2回 計17試合

*オフシーズンの秋学期*
練習:週3回×2時間
ウェイトトレーニング:火-7:00-8:00a.m. 木-6:00-7:00a.m. 金ー4:00-5:00p.m.



<思ったこと>
正直、チームに入って、本当によかったです。
高校時代は、マイナースポーツということもあり、指導者もいない中なにもかも手探りだったラクロスですが、今はヘッドコーチに加え2人のアシスタントコーチと、本当にかっこいいプレイをするチームメイトに囲まれ、自分がどんな風になりたいのか、どうしたらいいのかがクリアであるというのは大きなメリットです。
また、チームメイトの仲は非常によく、練習中に絶えないやたらハイテンションな声掛けなども大好きです。コミュニティー中毒なわたしとしては、安心して所属でき、お互いに高め合える場所があることがとても幸せです。
コーチは2週間に一度の面談を開いて、選手たちのスポーツ外での生活のことも気にかけてくれていて、信頼しています。
確かに、Varsity sportsを学業と両立していくのは難しく、1年生の1学期目には本当に大変な思いもして、チームをやめるか、授業を履中するかと、常に考えていた時期もありました。ですが、何とかどちらもせずに済み、2学期目に入った今ではその他の課外活動をする余裕も出ています。
他の良い点としては、毎日のスケジュールが立てやすいこともあります。オンシーズンの今は、毎日だいたい同じ時間帯に練習があるため、宿題練習が始まる前までに終わらせる、このタスクは毎日朝早くおきてやる、等規則のある生活が送りやすいです。

公式写真撮影の際に1年生全員で


<さいごに>
学業目的でアメリカの大学への入学を考えている場合、スポーツをするというのはなかなか大きな決断です。適度な運動が必要なら、どの大学にも、なかなかいいジム設備がそろっているし、クラスで体育を取ることもできます。クラブスポーツで練習が週に1,2回のものを見つけて気軽に始めてみるのもいいかもしれません。ですが、中学高校で部活をしてきたひとなどは、Varsity Sportsも選択肢に入れてみると、大学生活がガラッと変わるかもしれません!
春休みにはNYへチームで行き、練習と試合と観光をしました!
写真は@Brooklyn Bridge

以上、スミスカレッジ1年生わかなより、米国大学でのスポーツ事情についてでした!

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