[Aoi] 自己紹介&日本とアメリカの大学の違い

こんにちは!

スミス大学3年の小川葵です。専攻はデータサイエンス・統計学で、副専攻は生物にする予定です。データサイエンスは日本でいうと情報科学で、コンピュータサイエンスに似ているのですが、データからグラフを作成したり、関係性を見つけたりするので、少し違ったことをします。

私がスミスを選んだ理由は、高校生のころに女性学に興味があり、女子大を探していたことがきっかけです。受かってからは、女性学よりも神経科学に興味があったので、理系が強いスミスに進むことを選びました。


今回は、日本の大学とアメリカの大学の違いについて説明したいと思います。私はスミスに来る前に、1学期間、国際基督教大学(ICU)に通っていました。ICUは日本の典型的な大学とは少し違くて、アメリカの大学よりなのですが、アメリカの大学との違いは大きく3つあります。

一つ目は、専攻以外のクラスも取らなければ行けないことです。この点はICUはアメリカの大学と近いのですが、日本の典型的な大学は受験時に専攻を決め、その分野を4年間勉強すると思うのですが、アメリカの大学は教養を身につけるために、専攻以外の科目、例えば、化学専攻であれば、言語や政治などの文系科目等のクラスも受けなければ行けません。スミスはリベラルアーツという教養学部の大学なので3年次までに専攻を決め、専攻の必修科目と専攻科目以外の科目数さえ満たしていれば卒業できます。また、オープンキャリキュラムというシステムを取っているので専攻以外の必修科目がありません。

二つ目は、授業はディスカッションが多いことです。スミスはリベラルアーツの大学なのでクラス一つ一つが小さいのですが、他のアメリカの大学でも、大きな講義でさえディスカッションがあり、生徒同士、考えを深めたりすることができます。そして、授業の外ではオフィスアワーといって、先生と直接話せる機会があり、授業でわからないところや、理解を深めたいことなどを聞くことができます。

三つ目は生徒が積極的に学校の運営に関わることができることです。アメリカの大学には生徒会があり、学校行事を運営することだけではなく、テストの体系を変えたり、生徒が直面している問題を学校側に持っていき、その問題を解決できるように学校の制度を変えることができたりします。スミスはこのおかげで、期末試験はセルフスケジュールといって決まった期間中は好きな時間に、指定された場所であればどこに行ってもテストが受けられるシステムがあります。


この三つ以外にも様々な違いがあります。なのでアメリカの大学と日本の大学では人によってそれぞれ好みが分かれると思います。私はアメリカの大学の方が生徒が積極的に関われる機会が多いと考えたので、より自分にあっているなと感じています。他の違いについて質問があればぜひ聞いてください!!

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