[Momoha] 自己紹介
Northamptonでは寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか。私は、スミス大学二年生の高橋百葉です。拙い文章ですが、暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。
初めてのブログ更新ということで、何を書こうか迷った結果、自己紹介から始めようと思います。
私のアメリカ生活は、小学六年生の頃に父親の赴任先に家族でついて行ったことから始まりました。何しろ小学校で勉強していた英語と言えば、”How are you?” “I’m fine, thank you.”を単調に唱えていただけだったので、新しい学校は恐怖でした。一人の男の子がからかうように私に話しているのに、何を言っているのか、何を馬鹿にされているのかさえ分からなくて怖かったのは、今でも覚えています。相手の表情から笑われているのは大体分かるのに、その内容が分からない。前の小学校の男子が相手なら、「そんなことないし!」の一言の見栄ぐらい張れたはずでした。それが、理解すらできなかった。アメリカと日本の間に太平洋がなかったら、一人で日本に帰っていたと思います。
自分でも驚いたのは、あれほど日本に帰りたがっていた私が、その3年後、日本に戻る家族から離れて、カリフォルニア州のボーディングスクール(寄宿学校)に進んだことです。その4年後、今度はスミス大学に通わせて下さいと親に頭を下げたので、人生何が起こるか分かりません。日本では国語が得意だったのに、理系に進んでエンジニアリングを専攻したことも、日本ではピアノを習っていたのにアメリカに来てからフルートを始めたことも、日本では全く興味がなかった日本のテレビや音楽を大好きになったことも、8年前のわたしは思いもしませんでした。自分でも知らなかった新しい自分に出会えたのは、アメリカという場所で生活できたからだと思います。
私の夢は、日本の企業で働くことです。8年前の私があのまま成長していたらできなかったような大きな仕事をして日本に貢献したい、そう思うようになりました。今のところ現実味はあまりありませんが、夢は大きく、って言いますもんね。
アメリカと日本の間に太平洋があって本当に良かったです。
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