[Nanami] Common Applicationの推薦書について

七海です。東京はノーザンプトンほど寒くないのに何故か東京に来てから風邪をひいてしまいました。

約束通り今回は引き続きCommon Applicationについてお話します。

テーマは推薦書です。

Common Applicationでは高校の課内もしくは課外指導者から推薦書を必要とされています。推薦書を書く指導者は応募者本人が指名します。指名された指導者は生徒の長所/短所、性格、授業中のクラスへの貢献などについて書いてもらいます。推薦書の詳しい情報は各大学によって違うので、大学のホームページで確認してください。

大学側にとって推薦書は応募者の個性を見抜くための大切な書類です。同じく、推薦書は生徒にとって大学側に自分の個性を伝えるための大事なチャンスです。大学管理者は毎年何万人もの申請書を受け取るので、その中で自分の申請書を目立たせるような特徴をアピールすることが大切です。アメリカの大学はよく特徴のある生徒をほしがります。でも特徴があるだけではなく、その大学と相性がいい特徴を探します。 特にリベラルアーツの大学はエッセイと推薦書に注目するので、 エッセイと推薦書を通して大学側に良い印象を残すことが出来れば合格の確率が高まるはずです。

推薦書で自分の個性を上手に伝えるためには?

私のアドバイス:

  1. 自分の個性を良く知っている先生や部活の指導者に書いてもらうのをおすすめします。成績が一番良かったクラスの先生が一番推薦書にふさわしい先生とは限りません。もしかしたら、一番成績が悪かったあの厳しい先生の方があなたの努力に気づいているのかもしれません。

  1. もし目指している専攻が決まっていれば、その専攻に関係する先生に推薦書を書いてもらうのをおすすめします。大学管理者は専攻科目の先生から生徒はどう思われているのか興味あるはずです。ここで専攻を決める訳ではないので、その時専攻したいと思った科目の先生を指名して後から専攻を変えることは普通です。もちろん、この時点で専攻が決まっていなくでも大丈夫です。
     
  2. 推薦書を書くことに賛成してくれた先生とは一対一で第一志望の大学や将来の目標について詳しくお話することをおすすめします。もちろん、直接先生に推薦書にはこう書いてください、とお願いできません。でも、先生に深みのある推薦書を書いてもらうには 自分の事を知ってもらうのが必要です。(家族、部活、特技、第一志望の大学、将来の夢など)特にアメリカの大学をあまり良く知らない先生には自分からアメリカの大学のこと、そして何故その大学に行きたいか説明しないといけませんね。

実は、私は高校の時あんまり目立つような人じゃなかったので誰に推薦書を書いてもらうかかなり迷いました。最終的には大学では生物を専攻したかったので生物の先生、そしてCommon Applicationのエッセイを書くのを手伝ってくれた英語の先生に推薦書を書いてもらいました。

ちなみに、Common Applicationのホームページはこちらです。

ほとんどのCommon Applicationの大学の申請書提出の締め切りは12月なので、その年の夏休みの間にCommon Applicationのアカウントを作って個人情報の記入を終えるのが普通です。もちろん、もっと早めに初めても大丈夫です。エッセイの課題も夏休みの間に考え始めるのもおすすめします。とにかく、Common Applicationはなるべく早めに始めるべきです。

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